睡眠とダイエットの関係性!

心と身体と会社を守る“トータルヘルスコンサルタント”
の髙橋礎(タカハシタク)です!
今日は
睡眠とダイエット
についてちょっとだけ書いていきたいなぁって思います。
まずはこちら↓『不眠症』の自己診断が出来る判定法があります。
過去1ヵ月間に、少なくとも週三回したものに当てはまるものを選び、その結果から適切な対処法を導きます。
最近“寝れないなぁ~”なんて思っている人はやってみる価値があるかもですね。
では次に、
睡眠時間とダイエット
について考えていきましょう!
『不眠症』は、様々なホルモンの分泌に対して、異常をきたすことが知られています。
コロンビア大学の研究では、6時間未満睡眠者は、7~9時間睡眠者と比べて
肥満率が23%高い
ことが判明しております。さらに、5時間睡眠で約50%・4時間以下だと約73%も肥満率が高くなるとのこと。
ダイエットがなかなか上手くいかな~い!
なんて嘆いている方は、睡眠時間を見直すことも一つの改善手段かもしれませんね!
では、何故そんな結果になるのか?
ワタクシの見解も含めて述べていきますね。
不眠症は、様々なホルモンに対して、異常をきたします。
ダイエットに関わるホルモンがこちら
グレリンとレプチン
になります。
グレリンは、強力な摂食促進作用があり、体重増加をもたらします。睡眠時間が5時間の人は8時間の人より、グレリンが14.9%多く分泌されるようです。
逆に、レプチンは脂肪細胞から分泌される食欲を抑制します。このホルモンにおいては、5時間睡眠の人は8時間睡眠に人より15.5%少なく分泌されます。
簡単に言うと、
睡眠時間が短いと“食欲が増す”ということになるんですね~
(起きている時間=活動時間と考えると、食欲が増すのは当たり前と言えば、当たり前です)
では、不眠の原因はというと・・・
生活習慣(起床時間・タバコなど)
身体的要因(頻尿・痛み・痒み)
心理的要因(ストレス)
栄養的要因(就寝4時間前までの食事・アルコール・カフェインなど)
環境要因(騒音・寝室の光量・温度・湿度・匂いなど)
が挙げられます。
全部説明したいのですが、本日はこの中の“栄養的要因”、さらに“アルコールと不眠”について説明いたします。
アルコールを摂取すると、睡眠サイクルの中では深い眠りに入っていきます。しかし、良いのは入眠だけで、その後は睡眠が浅くなります。睡眠にとって最も大事な入眠後3時間以内の
第Ⅲ段階・・・完全に意識が消失する深い眠りの状態。
第Ⅳ段階・・・最も深い眠りの状態。
のノンレム睡眠がとれない浅い睡眠となってしまいます。
深い眠りである、ノンレム睡眠が減少するため、成長ホルモンの分泌低下につながります。(筋トレしている人は気になるところです)
原因はというと、
アルコールを飲むと、約3時間後にアセトアルデヒドという“毒素”に分解されるため、のどが渇き、交感神経が刺激され、目が覚めてしまうのです。
先程のホルモン(グレリン・レプチン)の働きから考えると、
目が覚める→不眠→グレリン増える・レプチン減る→食欲旺盛→太る
の流れにつながりますね~
さらに、アルコールの代謝には多くの“栄養”が必要ですから、
アルコール摂取自体が、最終的に体脂肪増につながるのにも関わらず、ビタミンB群などの“無駄遣い”もありで、
アルコール摂取はダイエットの敵
ということがここでも分かります。
不眠は“脳血管障害”といった生活習慣病につながるリスクもありますので、健康のためにも
お酒はほどほどに!
が良いといえるでしょう!!!
本日はこれくらいにしておきます。
『睡眠』についてもっと詳しいことは、トレーニング時にでも聞いてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご興味ある方はこちらからどうぞ↓