理想の職場デザイナー
『理想の職場作り・理想の職場デザイナー』の役割
人は、人生の大半を「仕事」と共に生きる。
現代の仕事は、生きる糧となる金銭を得るためのものだけでなく、その人の価値観、ライフスタイル、願いや希望など、その人の人生の「本当に大切なもの」を実現するための効果的な手段でもあるのだ。
一方で、現代の職場では、ハラスメント、精神疾患による離職など、様々な問題を抱えていることも事実である。
「理想の職場デザイン」とは、働く人々のやる気・やりがい・心情と、職場の雰囲気・居心地・人間関係に注目し、従業員のやる気を引き出し、職場の風土を変革できる手法【ICM】を活用し、理想の職場を目指す。
【ICM】とは
~今ここで働く人々の、内なる可能性を最大限に引き出そう~
理想の職場とは、人々がイキイキ・元気に働き、コミュニケーションが円滑で、その結果、成果や収益を上げることができる職場です。
理想の職場で働く人々は、
(1)職場における存在感(肯定感、自信)が高い
(2)職場における不安感(ストレス、不安)が低い
という特徴を持っています。
(1)の存在感は、人々の良質なかかわりの多さ(褒める、部分否定、相手を無視しない)で高めることができます。
(2)の不安感は、職場でのルールや決まりが、職場の人々の中で合意の上、形成され、その状態を職場の上司や管理職も尊重し徹底をはかっている、という安定した職場環境の中では、高くなることはありません。
原田教育研究所さまでは、この2つに注目し、理想の職場アセスメントのための手法【ICM】を開発しました。
ICMではまず、存在感・不安感、それぞれに関するアンケートを実施することで、働く人々の状態をアセスメントし、その結果から、理想の職場への足がかり(気付き)を得ます。その気付きをもとにして、現状改善に向けて実践していきます。
ICMでの診断結果の例になります↓
何か新しいスキルや、新しいシステムを外から持ってくることで、不自然に職場を変えることではありません。
今、職場で働いている人々の中にある思いや希望、願いや可能性を最大限に引き出し、一人一人が既に持っている力が、正しく作用するように働きかけることで、職場のパフォーマンスを向上させるのです。
これから取り組む【ICM】は、人同士の関わりという「熱さ」と、客観的なアセスメントという「冷静さ」の両輪で、理想の職場(イキイキ元気、生産性・収益向上)の実現へと進むための、極めて実践的な手法です。