パフォーマンスは伝染する!
心と身体と会社を守る“トータルヘルスコンサルタント”
の髙橋礎(タカハシタク)です!
現在、読んでいる本↓
めちゃくちゃ分厚い本ですが・・・
でも、めちゃくちゃ面白い!
本日は、この本の中にある
『パフォーマンスは伝染する!』
について、
職場での行動がどのように伝染するかを示す、非常に興味深い内容がありましたので、
ちょっとだけシェアしたいと思います。
実験により、
大学生を4人ずつのチームに分け、それぞれに45分間でマネジメントに関する課題を完成させるように伝えた。
一番よくできたチームには”賞金”を与える。
そのチームの中に内緒で、異なる役割を演じる俳優を一人混ぜた。
役割は下の3つ。
『怠け者』・・・課題に関心を持たず、議論の間スマホをいじっていた。
『嫌なやつ』・・・他人をバカにする口調で『本気で言ってんの?』や『これまで経営学、勉強したことないのか?』などと発言。
『陰気な悲観論者』・・・表情が暗く『課題が難しすぎる』や『このチームに出来るわけがない』など文句を言い、机の上に突っ伏してしまう。
結果は・・・
他のメンバーがどれほど優秀でも、たった一人が問題行動をするだけで、チーム全体のパフォーマンスが低下することが明らかになった。
足を引っ張るメンバーを一人加えたグループは、他のグループに比べて成績が30~40%も低くなった。
たった一人の行動はあっという間にグループのメンバーに伝染する。たった45分でも影響は明らかだった。
『怠け者』の混じったグループでは、他のメンバーも課題への興味を失った。
『嫌なやつ』の混じったグループでは、他のメンバーもお互いをバカにし、いらだたせるような発言、不快な行動をとりはじめた。
『陰気な悲観論者』の混じったグループでは、最初は全員が背筋を伸ばしい生き生きとしていたが、45分後は全員が机の上に頭を載せて、だらりとしていた。
結論として・・・
社内・組織に一人でも凡庸な社員がいると、最高の成果を出せるはずの人間も凡庸な結果しか出せなくなる。
とのことであります。
あなたの所属している組織はいかがでしょうか?
参考にしていただき、少しでもあなたの所属している組織の
パフォーマンスアップ
につながればと思います!
本日はこれくらいで。
ありがとうございました。